最終更新日:2010/03/10

手数料0円でFX業者は儲かるの?

FX業者が広告等に使用している手数料とは、銀行等の振込や時間外入出金などで
掛かる手数料と同じようなものと言うことができます。
つまり、直接取引手数料になります。

もしあるFX業者のある通貨ペアにおいてこの直接手数料が無料であったら、他の
通貨ペアで手数料が掛かり、その手数料で収益を上げていると言えるでしょう。

しかし、実際は、スプレッドを利用した儲けの方が多いとも言えます。
スプレッドとは、FX取引の通貨の売買差のことを言います。

例えば、売りの人が110.54円を望んでいれば、買いの人は110.11円を望み、その差である0.43円がスプレッドと言えます。FXでガッツポーズをする女性

しかし、FX取引の場合、FX業者の先にCPと言われる銀行等の金融機関が存在しますが、そこからレートを通告され、さらに顧客にレートが報告されることで、取引が行われます。

そのレートを通告する間に、スプレッドの上乗せを行います。
イメージとしては、日本の問屋システムと同様でしょう。

野菜で言えば、生産農家が収穫をし、そこから仕入れ業者に納入を行い、さらに
小売業者に渡り、消費者が購入することになります。

消費者に渡るまでの間には、業者の利益分が上乗せされ、消費者がその利益分を
支払っていることになります。

実際のFX取引においても、この構造が成り立っていると言えます。
ただし、上乗せのスプレッドは、実際の取引レートとあまりにも乖離していることは
法律違反になり、また、顧客の儲けが認められない上乗せも法律で禁止されています。

概ね上乗せするスプレッドの幅は、せいぜい5銭程度ということになります。
すなわち、0.05円になります。

上記のようなシステムを利用し、FX業者は儲けを試みています。
しかし、視点を変えれば、日々刻々動く外国相場を元に、FX業者も薄氷の上を歩き、
極小さな金額を鑑みながら、収益を試みているとも言えるでしょう。